ネタが新鮮!本音のイギリス批評。
この本の前作を読んだ妻に勧められ、気軽に読了した。気軽とはいえ、扱っているテーマはなかなかにシビアでときにドキッとすることがあった。イギリスの時事ネタを扱った本は多々あるが、この本の特徴は、イギリス社会に暮らす著者が日々感じた出来事を率直に綴った点にあるだろう。イギリス人と結婚し姑舅の介護も経験しながらのイギリス生活だけあって、生活感タップリのコメントがストレートに響いてくる。 イギリス社会と日本社会との対応の違いを、著者なりに考察し明解に語っててわかりやすい。「ブリジット・ジョーンズの日記」が流行る背景の違いを指摘した点は「なるほどねェ」を唸った。 記述がややラフな気もするが、語り言葉に近い柔らかなタッチで読み易いのもいい。 章末にある姑のコラムは、等身大のイギリスを垣間見れて面白い。 イギリス在住日本人が見た素直なイギリス評だ。
批判が目立つ
イギリス社会の構造分析はいいのだが,どんなに読んでも根底に貧しさを感じる。冒頭からイギリス好きな日本人に目を覚ませと力説するが、空しいのは今の日本が判ってないためか。好き嫌いは人それぞれ。ほかの本の批判を杖にしなくても主張は出きるし,僕もイギリスが好きだがそれにとやかく言われたくない。説明も回りくどく知ってますかと言わんばかり。所詮これもイギリス本の1つ。日本にはイギリスファンが多いからこの本も成り立つのでは?こんな矛盾が後味の悪さを残す。ちなみに「お得意」と言うタイトルからしてさげすんでる印象。
紀伊国屋書店
イギリス人は「理想」がお好き
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