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アニマの鳥
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 352471 位
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島原の乱を名のないキリシタンの立場から描いた名作です。
島原の乱を描いた歴史小説は決して多くありません。歴史上、稀有な事件であるにもかかわらず、主人公とされる天草四郎時貞の情報の少なさ、背景の歴史の暗さなど小説として取り上げることの難しさを感じています。私も遠藤周作先生の走馬灯などの随筆の中などで、断片的に読んだだけでした。鳥取大学で教鞭をとっておられる武田先生(ご専門はドイツ文学)が学生さんの読書指導をなさるうちに書き下ろしされた著書の中で、この本を紹介され私は初めて手にすることになりました。私は基督教徒ではありませんが、島原の乱を生き、そして死んでいった天草、島原の多くの農民、漁民の人生に大きな共感を感じます。同時代の多くの歴史小説が、武士の生き方を中心に描いている中で、全く異なった性格のものと考えています。ただし、長編であり、また著者には読者に対しておもねるという姿勢は全くありません。それなりの、覚悟と体力(私は知力とは申せません)を持って読んでいただきたい力作と思います。
筑摩書房
煤の中のマリア―島原・椎葉・不知火紀行 苦海浄土―わが水俣病 (講談社文庫) 天湖 死を想う―われらも終には仏なり (平凡社新書) 生きる意味を教えてください-命をめぐる対話
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